ギャッツビー

華麗なるギャッツビー
ニックの永遠の片思いの話だったわ…。
ジェイはデイジーしか見えてないからねー。ジェイも可哀想な人なんだよね。過去を取り戻すためにのし上がって、けれど彼女にとっては彼は過去の人でーみたいな。最後にニックが帰ろうとしたとこで「電話かかってくるかな」ってニックに聞いたのはやっぱりかかってこないかもしれないって不安があったからだろうし、あそこでニックがトムとデイジーの会話を話していたらまた違う未来になったのか?あーでもぞっこんだからそれでもデイジーは俺についてきてくれると信じて電話を待ち続けるか…。あの時点でガソリンやのおっさんに撃たれること確定してるし、夜のうちにデイジーが来て一緒に逃避行しか助かる道はなかっただろう。結局最後の電話って一緒に行くための電話だったのか、それとも断ろうとした電話だったのかが知りたい。それにデイジー子供いるんじゃん!なのに不倫かよ…と思ったわ。まぁ旦那も不倫してるし、デイジーに説教してたけど人のこと言えないだろ。
ニックは金持ちの隣人に(一応ウォール街で働いてたし勉強はできたようだけど)魅了されて、けど彼には愛する人がいて、彼のために自分の想いを犠牲にしてキューピッド勤めたらこれですよ!最後に
あーこれ、ジェイがデイジーを諦めてニックと出来たらハッピーエンドで終わったんだよ!どっかにテラスでキャッキャしてるデイジーとニックを微笑ましく見つけるトムとジェイのシーンあったじゃん?あれが、ニックを見ているように見えたんです!
最初からちゃんと見たよ。
ニック、デイジーの従兄弟だったわ…ああ、だから生まれが違うって言われてたのね。いいとこの坊ちゃんなわけだ。でもってトムとはイェール大時代の親友っぽい。さらに夫婦でニックの取り合いしてた件。あとトムの浮気に付き合ったあと、いつの間にやら家に帰ってたんだけど、隣の家からの視線で目覚めるって言うね。なんかいつも見られてたらしいよwもしやデイジーと従兄弟と知って近づいたって可能性あるのか?

 


ミリオンダラーベイビー
イーストウッド映画って感じ?といっても数本しか見てないけど。グラントリノもこんな感じだったような。
トレーナーのじいさんのとこに弟子入りしたいって女の子が現れて最初は無視してたんだけど、一生懸命さに折れてコーチする。だんだんと頭角を現していき、ついにはタイトル戦。しかしそこで相手のチャンピオンに反則技を仕掛けられ、椅子に首を強打して頸椎損傷首から下が麻痺してしまう。家族はクズだし、自分が輝いてるうちに死にたい?みたいな事をいう彼女に死んじゃダメだという主人公。悩んで教会へ行くも神の御意志を待ちなさいみたいな事言うだけで全く役に立たない。元相棒と彼女どうなるんだ、俺が世話するみたいな会話してて、元相棒が「彼女はきっといい人生だった、俺だったら悔いはない」って言った言葉にハッとなる主人公。夜中に主人公の元とへ行って、呼吸器を外しアドレナリンを点滴に注入。彼女のガウンに書かれたゲール語「モクシュラ」の意味は君が全てだという事を言って、微笑んだ彼女にキスをする。亡くなった事を見届け姿を消した。彼女がパパと食べたというレモンパイを食べながら幕引き。
悲しい話なんだけど、最後はこれでいいんだーみたいな終わり方だったのがちょっと微妙?
主人公って背負っちゃうタイプみたいだから(元相棒の目の怪我もずっと自分が止めてればと悔やんでたらしいし)娘みたいに思ってた彼女を自分の手にかけるって事にすごく罪の意識を持つと思うんだよね。自分が一緒に死ぬくらいの。なのに、レモンパイ食べてたよね?いや、これが最後の食事であの後自殺しましたーなのかもしれないけどさ。
彼女をあそこで殺してこその映画なんだろうけどさぁ…彼女不憫だし(これまでの人生すごく苦労してきた)、主人公も不憫な話だわ。
あと教会へ23年通ってたらしいが、娘の事でなのか元相棒の事でなのかわからん。