イーストウッド映画

 


ミリオンダラーベイビー
イーストウッド映画って感じ?といっても数本しか見てないけど。グラントリノもこんな感じだったような。
トレーナーのじいさんのとこに弟子入りしたいって女の子が現れて最初は無視してたんだけど、一生懸命さに折れてコーチする。だんだんと頭角を現していき、ついにはタイトル戦。しかしそこで相手のチャンピオンに反則技を仕掛けられ、椅子に首を強打して頸椎損傷首から下が麻痺してしまう。家族はクズだし、自分が輝いてるうちに死にたい?みたいな事をいう彼女に死んじゃダメだという主人公。悩んで教会へ行くも神の御意志を待ちなさいみたいな事言うだけで全く役に立たない。元相棒と彼女どうなるんだ、俺が世話するみたいな会話してて、元相棒が「彼女はきっといい人生だった、俺だったら悔いはない」って言った言葉にハッとなる主人公。夜中に主人公の元とへ行って、呼吸器を外しアドレナリンを点滴に注入。彼女のガウンに書かれたゲール語「モクシュラ」の意味は君が全てだという事を言って、微笑んだ彼女にキスをする。亡くなった事を見届け姿を消した。彼女がパパと食べたというレモンパイを食べながら幕引き。
悲しい話なんだけど、最後はこれでいいんだーみたいな終わり方だったのがちょっと微妙?
主人公って背負っちゃうタイプみたいだから(元相棒の目の怪我もずっと自分が止めてればと悔やんでたらしいし)娘みたいに思ってた彼女を自分の手にかけるって事にすごく罪の意識を持つと思うんだよね。自分が一緒に死ぬくらいの。なのに、レモンパイ食べてたよね?いや、これが最後の食事であの後自殺しましたーなのかもしれないけどさ。
彼女をあそこで殺してこその映画なんだろうけどさぁ…彼女不憫だし(これまでの人生すごく苦労してきた)、主人公も不憫な話だわ。
あと教会へ23年通ってたらしいが、娘の事でなのか元相棒の事でなのかわからん。